企業や個人がインターネットを通して不特定多数の人に仕事を頼める仕組みを「クラウドソーシング」といいます。「ココナラ」「Lancers(ランサーズ)」「クラウドワークス」といった、大手のクラウドソーシングの名前を耳にしたことがある人も多いでしょう。
私が始めてクラウドソーシングという仕組みを知ったのは2008年のことでした。「これは面白い!」と思って、サービスを開始したばかりの「Lancers(ランサーズ)」にアカウントを作ってみたのですが、当時はプライベートで忙しくて仕事をしてみる余裕がなく放置していました。
その後、干支が1周して2020年になり、時間が取れるようになったので放置していたランサーズを思い出し、仕事をたくさんさせていただきました。
現在進行形で仕事を受注していた頃はコツを公開する気はなかったのですが、数か月前に就職して現在はランサーズで仕事を受注していません。そこで、ランサーズのタスクについて、仕事探しのコツをシェアしてみることにしました。
これからランサーズを利用して副業をしてみたい人や、通勤時間や子育ての合間にお金を稼いでみたい人は、ぜひ参考にしてください。
ランサーズの主な仕事形式は2種類
ランサーズの仕事は、発注や受注、契約の仕方が異なる以下の4種類の形式があります。
- コンペ
- タスク
- プロジェクト
- 求人
コンペはデザインやお店の名前などで使われることが多く、求人は専門的なスキルが求められるものが多いです。利用者が多く、よく使われているのは「タスク」と「プロジェクト」という2つの形式です。
タスクは、アンケートやデータ収集・入力などといった、短時間で簡単にできる仕事です。先着順で、作業が終わった後にクライアントのチェックがあります。問題がなければ承認され、支払いが確定します。
プロジェクトは、仕事に提案して当選した人が受注します。タスクと比較すると、時間がかかる仕事が多く、初心者向けから専門的なスキルが必要な仕事まで、幅広い案件があります。プロジェクトもクライアントが確認し、検収完了されると支払いが確定します。
タスクに向いている人・向いていない人
- 向いている人
- インターネットでお金を稼いだことがない人
- 空き時間を使いたい人
- 向いていない人
- 時給換算を重視したい人
- 長期で安定収入が欲しい人
タスクは、インターネットを通じてお金を稼いだ経験の浅い人や、空き時間がある人に向いています。長期の仕事ではありませんが、継続した仕事をとるための足掛かりにはなります。
タスクのメリット・デメリット

「ランサーズに登録したばかりで、何から始めればいいかわからない」
「とりあえず、インターネットでお金を稼いでみたい」
タスクはそんな方におすすめな、メリットがたくさんある仕事形式ですが、デメリットもあります。ここからは、タスクのメリットとデメリットを紹介していきます。
メリット
先にお伝えした通り、短時間・簡単な仕事のタスクには、以下の良い点があります。
すぐに始められる
選考があるプロジェクトとは違い、タスクは早い者勝ちです。仕事をしたいときに、できそうな仕事があったら、気軽に取り掛かることができます。
隙間時間を活用できる
タスクは数分~十数分程度の短時間でできる作業なので、まとまった時間を確保しにくい人でも隙間時間を使って稼ぐことができます。
スキル不要
基本的にタスクは単純な作業が多いため、特別なスキルは不要です。パソコンの文字入力ができれば問題なく始められます。
コミュニケーション不要
インターネットを通した仕事ですが、プロジェクトは意外にコミュニケーションが必要です。クライアントとのメッセージのやり取りはもちろん、仕事によっては電話やWeb会議がある場合もあります。
その点、タスクはクライアントとやり取りすることはありません。文章の指示に従って作業するだけです。
信頼が積み重なる
タスクを終えると、プロフィールに「タスク数」と「タスク承認率」が表示されます。プロフィールはランサーズのHP上で公開され、誰でも見ることができます。
いい加減な作業をすると、クライアントに承認してもらえません。たくさんタスクをしていて承認率が高いと「きちんと仕事をしてくれる人」という評価を得やすくなります。
途中でやめても大丈夫
タスクの仕事をクリックすると、依頼概要ページに切り替わり、作業の内容(件数、単価、期限など)を確認できます。
できそうだったら「作業を開始する」ボタンを押して作業を始めるのですが、もしも作業の画面を見て、あるいは作業の途中で「自分には無理そう」と感じたり、作業の途中で急用ができたりしたら、やめることができます。
やめる方法は、制限時間が切れるまで放置するか、ブラウザを閉じる、もしくは戻ればやめられます。途中でやめてもタスク承認率には影響しません。
途中でやめる場合は「内容を確認する」ボタンは押さないでください!
デメリット
気軽にできるタスクですが注意が必要な点もあります。タスクを始める前に、知っておきたいデメリットは以下の通りです。
単価が安い
タスクの報酬は、数円~数十円に設定されている仕事が多いです。数十円以上で幅広い人ができそうな仕事は、すぐに募集件数に達してしまいがちです。中には100円以上の仕事もあるのですが、「〇〇の経験者」「△△を使ったことがある人」など、条件が付いていることが多く、なかなか該当する仕事には出会えません。
ランサーズで表示されている報酬金額は、契約金額です。実際に受け取る金額は、契約金額 (税込) から「ランサーシステム手数料」の16.5%※を引いた金額なので注意しましょう。
※2025年12月22日時点
承認されない可能性もある
作業をおこなっても、クライアントが求める条件に達していないと判断された場合は承認されません。そうすると、承認率も低くなってしまいます。
時間制限がある
タスクは、制限時間内に作業を終える必要があります。もちろん普通に作業するには十分な時間なので、あまり心配しないで始めても大丈夫です。
けれども、中断する可能性がある場合は、時間内に戻るように注意が必要です。もしも、時間内に終了できなかった場合は、報酬は支払われません。途中まで作業した時間が無駄になってしまいます。
継続性がない
タスクは単発の仕事です。丁寧に作業しても継続依頼にはつながりません。タスクで継続して稼ぐ場合は、常に新しいタスクを探し続ける必要があります。
スキルアップに繋がりにくい
簡単な作業が中心なので、専門的なスキルは身に付きません。(アンケートを多くこなせばタイピングは早くなるかもしれません)
タスクで稼ぐコツ

タスクは単価が低いため、仕事探しに時間をかけていては、実質的な時給がとても安くなってしまいます。疲弊しないために知っておきたい、効率よく稼ぐコツを紹介していきます。
新着順で探す
ランサーズの「仕事を探す」画面には、並べ替えの機能が付いています。単価が安い仕事が多いので、「報酬が高い順」にしたくなりますが、ここは「新着順」にするのがおすすめです。
2回目以降は見覚えのある仕事までチェックすれば済むので、時間があるときにマメに見ていると、少ない時間で確認できるようになります。
安い仕事は見送る
手間がかかって報酬が低すぎると、割に合わないですよね。ランサーズで仕事をすること自体が嫌になってくる可能性もあります。報酬が納得できる仕事があったらするけど、低単価な仕事には手を出さないで見送るくらいの方が良いと私は思います。
報酬が良くても、作業量がものすごく多い場合もあります。「作業を開始する」で仕事の量を見て、報酬に対して多すぎると感じたら、早めに見切ってしまうことをおすすめします。
ブロックを活用する
仕事の名称の右下に、クライアントの情報が表示されています。その一番右端に、〇に斜めの線が入ったグレーの記号があります。
クリックするとそのクライアントを「ブロック」でき、同じクライアントが出している仕事を非表示にできます。
効率良く条件の良い仕事を探すために、低単価な仕事を大量に出しているクライアントは非表示にしていきましょう。
まとめ:大きく稼げないが実績は積める
ランサーズのタスクは、1件の単価が低いので、まとまった金額を稼ぐのは難しいといえます。けれども、インターネットを通じた仕事を受けるときに有利になる“公表された実績”が短時間で簡単に作れます。特にインターネットを通じてお金を稼ぎ始めて日が浅い方には、実績作りの第一歩としておすすめできます。
まずは「これならできそう!」と思えるものから着実にこなしていきましょう。そして10~20件くらい承認された実績が積みあがったら、ぜひまとまった金額が稼ぎやすいプロジェクト形式にも挑戦してみてください!
この記事は、過去にランサーズで実際にタスク・プロジェクトを経験した元認定ランサーである筆者(当ブログの管理人・Tomaeny)の体験をもとに書かれています。
筆者はこれまでに130件を超える評価を受けており、そのうち良い評価に当たる「満足」が100%を占めています。また、タスクの承認率も100%です。
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