ADHDでも忘れ物を減らせる工夫6選

ADHDライフハック
※画像出典:photoAC

ADHDあるあるですが、私は子どもの頃から忘れ物がとても多くて、困った事態に陥ったことが数えきれないくらいあります。今でもやらかしてしまうことはありますが、それでも以前に比べると格段に忘れ物が減ってきたと自負しています。

この記事では、私が実践している忘れ物を防ぐ工夫をシェアしていきます。

うっかりで困っている方や、ご家族の忘れ物でお困りの方のお役に立てれば嬉しいです。

忘れ物を減らす工夫6選

私はもう40代半ばなので、これまでの人生で忘れ物をなくす工夫をいろいろ試してきました。その中で実際に効果があった方法や、安心感があって落ち着けた方法を紹介していきます。

どこに行くにも絶対持っていく物の固定化

私は20年ほど前から以下の「どこに行くにも絶対持っていく物」を4点決めています。

  • 財布
  • スマホ
  • ハンカチ

この4つは、いつもメインで使うカバンが収納場所と決めています。ゴミ捨てで鍵だけ使うときや、ネットショッピングでクレジットカードを見るときなども、カバンから出してカバンにしまうようにしています。

カバンを替えるときも、この4つを呪文のように読み上げながら一番最初に移し替えるようにしています。カバンを替えると、つい移し替えるのを忘れてしまうことが多かったですが、呪文読み上げをするようになってからこの4点は忘れなくなりました。

持っていく物を玄関or靴に置く

確実に持って家を出たい何かがある場合にしている方法が、履いていく靴に挿しておくという方法です。靴に挿せないサイズや、衛生的にちょっと……という物の場合は、玄関マットの中央に置くことにしてます。(ドアノブに掛けるという手もあります)

邪魔にならないように横に置いておくと、確実に忘れるので、「中央」というところがコツ。「通り道の邪魔な位置」に置くことが大切です。

投函しなければいけない手紙や、特別な持ち物など、いつも持っていかないものは特にうっかりしてしまいがちですが、これをするようになってから忘れることが激減しました。(靴に挿したり、置いておくこと自体を忘れることはまだありますが……)

カバンのリセット習慣

一日の中でタイミングを決めて、使用済みハンカチや買った物、ゴミを出して、ハンカチや現金、ポケットティッシュ、マスクなどの補充をし、カバンをリセットしています。

とはいうものの「忘れずにリセット」「習慣化」自体、ADHDの私にとってハードルが高かったので、寝る前に必ずすることリストに記載して、下の写真のようなチェッカーを使って忘れないようにしています。

カバンのリセットを忘れないために使用しているチェッカー
※筆者撮影

ハンカチがカバンに入っていても前日のままで湿っていたり、財布が入っていても中身が空っぽだったりしたらかなり気分が沈みますが、チェッカーを使うようになってそういうことが格段に減りました。1日をいい気分で過ごすためにもおすすめしたい習慣です

ポケットの多いカバンを使う

30代位までの私は、ポケットの多いカバンの使い方が分かっていなくて、ポケットにしまったことを忘れてしまうのでなるべく仕切りのないカバンを使用していました。

けれども最近、やっとポケットの多いカバンの使用方法が分かりました。

ポケットの多いカバンは、ポケットごとに入れる物(ジャンル)を決めておくと、入れ忘れが減るし、外出先で物がすぐに出てくるんです!

今、9個しきりやポケットが付いたカバンをメインで使っていますが、チャックの付いた外側の仕切りは貴重品、その隣の仕切りはハンカチとティッシュ、中のポケットは耳栓やタイマーなどADHD関連のグッズ……というように使っていて、とても便利です。もしも使用中のカバンが壊れたら、また似たものを購入したいと思っています。

目立つ色で物に主張してもらう

若い頃はおしゃれに関心があったので、持ち歩く小物の色を揃えていました。でもそうすると、ぱっと見で「あれがない」って気が付きにくくなります。

そのことに気付いてから、カバンに入っていないということが一目で分かるように、色が違う物を選ぶようにしています。

また、素材の表面の手触りを意図的に変えておくと手探りでも見つけやすくなるのでさらに良いと思います。(財布とキーケースなど、革小物は特に)

困ったときポーチをカバンに入れておく

これだけ気を付けて工夫しているので、今では忘れ物はあまりしていません。でも、忙しかったり疲れていたりしてルーチンが崩れてしまい、忘れ物をしてしまうこともあります。そういうときのために、カバンに入れているのが「困ったときポーチ」です。

「困ったときポーチ」には、こんなものを入れています。

  • 現金
  • ハンカチ
  • ポケットティッシュ
  • マスク
  • のど飴
  • 薬(ADHD)
  • ハンドクリーム(冬のみ)
  • 白髪用マスカラ
  • ペン/メモ用紙

今までの人生で忘れ物をして困ったことが多すぎたので、あまり忘れ物しなくなってもなんとなく不安感がありました。「困ったときポーチ」をカバンに入れておくようにしてから、「忘れても大丈夫」という安心感が得られたので、そういう意味でもおすすめです。

余談ですが、鍵にはキーホルダーの代わりに五徳ナイフを付けています。

※画像出典:O-DAN

身だしなみが十分整っていないことに外出先で気付くことが多いので、小さなハサミや爪ヤスリは特に重宝しています。ですが中にはほとんど使わないアイテムもあるので、五徳ナイフのメーカーさんには、ぜひ女性の身だしなみグッズの五徳ナイフを作って欲しいと思っています。

忘れ物を減らすコツは?

いろいろ調べたり工夫したりしてきて、結局のところ、忘れ物を防ぐには、身の回りを整えることが基本だと思うようになりました。

身の回りを整えるポイントは、以下の2つです。

  • 物自体を減らす
  • 物を使った後決まった場所に戻す

1イン2アウト(1個買ったら2個捨てる)など、少しづつでも物を減らしていって、よく使う物から場所を決めるようにしていけば、だんだん物の管理がしやすくなって忘れ物が減ってくると思います。

まとめ

「忘れました」と言うときの、あの情けない気持ち……。

忘れ物にまつわる恥ずかしい思い出、辛い記憶が私にはたくさんあります。

忘れ物をなくしたい。それは、忘れ物が多い当事者の方はもちろん、ご家族や身近な人の忘れ物で困った経験がある方にも、共通する思いではないでしょうか。

忘れ物を防止するには、「自分に合った仕組み」作りが鍵になると思います。この記事が仕組み作りのヒントになり、忘れ物のストレスを減らすきっかけになれば幸いです。

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