ADHDで仕事が続かない・働けないと悩む人へ|就労移行支援という選択肢|働く練習してみませんか?

話をする女性の向かいに座っている男女。就労移行支援事業所のイメージ。 ADHDの方を支える制度と薬
※画像出典」:photoAC

​こんにちは。当ブログの管理人のTomaenyです。

私は発達障害(ADHD)当事者です。働き始めた若い頃から、ミス多発⇒職場で孤立⇒退職を繰り返していたため、市販の履歴書では職歴欄が足りないほどで、どこも長続きしないため社会人としての基礎を作ることもできないまま中高年世代になってしまいました。

子育てが一段落して、社会復帰を考え始めた頃は、不安でいっぱいでした。

もう、専門家の力を借りなきゃ働くの無理かも?」と、いろいろ発達障害(ADHD)に関する支援制度を調べて見つけた内の1つが、この記事で紹介している就労移行支援です。

就労移行支援は、かつての私のように

「また仕事が続かないかも」

「なんで、ちゃんと働けないんだろう」

そう悩んでいる発達障害(ADHD)の方に、ぜひ知ってほしい制度です。

というと筆者自身も利用したように思われそうですが、私は就労移行支援を利用しませんでした!その辺りの事情は別の記事にまとめたので、ぜひご覧ください。

では、なぜ就労移行支援という制度についてブログに書いているのかというと、勤務先で就労移行支援を卒業した人々と一緒に働いており、いい制度だと感じたからなんです。それに、就労移行支援で支援員として働いた経験のある方などから支援者側からの意見を伺う機会もたまにあって、仕事を得たり働き続けたりするために大切なことを学べる制度だとも思ったからです。

この記事では、仕事が続かないADHDの方や、ADHDに起因する事情(特性や二次障害)があって今は働けないけれど1歩踏み出したいと考えている方に向けて、就労移行支援についてまとめてあります。あわせて主な就労移行支援事業所を特徴別に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ADHDだと仕事が続かない・働けない?!

ADHDだと「ミスが多い」「マルチタスクが苦手」「飽きっぽい」といった課題を抱えがちなことはよく知られています。それだけでも同じ職場で働き続けるのは難しいわけですが、他にも地味に働くことが難しくなるような特性がある方もいます。

  • 朝起きるのが難しい
  • ネクタイや革靴が苦手
  • 公共交通機関の匂いや混雑が苦手
  • パソコンや照明が眩しい

脳の特性や睡眠障害など、単純な好き嫌いだけではない事情はあるのですが、こういう特性があると合う職種や雇用形態が限られており仕事が見つかりにくいし、無理して就職しても長続きしないことにつながります。

また、それまで歩んできた道のりによっては、人間関係が怖くなったり、仕事に自信がなかったりして、チャレンジする勇気がわいてこないということもあると思います。

続かない・働けないループを抜け出すために「就労移行支援」を頼ってみよう!

​とはいえ、たいていの大人は生活費を稼ぐ必要があるわけです。そんなときに頼れる制度の一つが「就労移行支援」です。

就労移行支援では、就労するまでのさまざまなステップを支援員さんに相談しながら進むことができます。1人では超えることが難しい壁も、支援員さんや仲間と一緒ならクリアしやすくなるのではないでしょうか。

就労移行支援とは?

就労移行支援とは、「障害者総合支援法」に基づく、障害福祉サービスの一つです。対象者は以下の通りです。

一般就労等を希望し、知識・能力の向上、実習、職場探しなどを通じ、適性に合った職場への就労等が見込まれる障害者(65歳未満の者)
①企業等への就労を希望する者

※引用:厚生労働省「就労移行支援について」

つまり、就労移行支援とはスキルアップと職探しをサポートしてくれる制度です。

働く練習ができる

​就労移行支援事業所では、さまざまな講座を通じて働く練習ができます。内容は事業所によって異なりますが、だいたい以下の5つにわけられます。

  • 働く準備:生活リズムを整える方法、体力づくりなど
  • 自己理解:特性の理解、対処法など
  • コミュニケーション:ソーシャルスキルトレーニング(SST)、グループワークなど
  • スキルアップ:PCスキル(エクセル・ワード・プログラミング言語)など
  • 就職活動:履歴書添削、面接対策、面接同行など

要は、社会に出て働いていく術が学べます。就労経験がない人はもちろん、社会人経験者でも学びがいのある講座がたくさんあると思います。

また、就職した後にもサポートが受けられる定着支援という制度も併せて利用できる事業所がほとんどです。同じ事業所にお願いできると、慣れない職場に飛び込む際に心強いでしょう。

ADHDで障害者手帳がなくても利用できる?

就労移行支援は18歳〜65歳未満で「一般就労に不安がある障害者」が対象の福祉サービスです。というと、障害者手帳がないと利用できないと思われがちですが、障害者手帳はなくても発達障害(ADHD)の診断を受けていれば利用できる可能性があります。

📌利用できるかの判断は自治体によって異なります。

「医師の診断」や「主治医の意見書」、定期的な通院状況などをもとに、自治体の判断で利用が認められる場合もあるようです。

「まだ診断は取っていない」「グレーゾーンかもしれない」という人は、まず自治体の窓口に相談し、必要書類や利用料を確認してみましょう。

利用料の決まり方

就労移行支援の利用料金は、原則として費用の1割負担です。けれども、前年度の世帯年収に応じて月額負担料の上限額が設定されています。この「世帯」とは、本人と配偶者の収入をさします。ちなみにご家族と一緒に住んでいても、親御さんの収入は含まれません。

世帯の状況月額負担上限額
生活保護受給世帯無料(0円)
市町村民税非課税世帯無料(0円)
市町村民税課税世帯
※所得割16万円未満、目安として世帯年収670万円未満
9,300円
上記以外 
※目安として世帯年収670万円以上
37,200円

この上限額にプラスして、交通費や昼食代(購入したり外食する場合)などの費用も考慮に入れておきましょう。

毎日通わないといけない?

働いてない期間が長かったり、疲れやすい特性があったりすると、いきなり毎日通うこと自体にハードルを感じることもあるでしょう。(私も社会復帰するときは不安でした)

就労移行支援事業所は、体調や特性に合わせて少しずつ通所日数を増やしていけるケースが一般的です。​実際には週1〜2日からスタートできる事業所も多く、なかには在宅で利用できる事業所もあります。自分に合ったペースで、無理なく通う習慣を作ることができます。

就労移行支援を利用するデメリットはある?

働く練習ができる就労移行支援は、仕事が続かない・働けない人が1歩を踏み出し、1人で歩けるようになるまで伴走してくれる制度ですが、人によっては以下のようなデメリットを感じるかもしれません。

  • すぐには収入にならない
  • 原則2年まで
  • 事業所との相性がある

就労移行支援は短いと数か月、長いと2年まで通います。その間は基本的に無職になるので、生活が苦しくなったり、「利用者を確保するために就職させてくれない」と不信感を抱いたりする人もいるようです。就労移行支援に行こうと思っていた頃、口コミをたくさん読んだのですが、卒業させてくれないという話はいくつも目にしました。(客観的に見て、まだ就職できる状態ではないと判断された可能性もあります)

反対に、専門的なスキルを学ぶ場合などは、「もっと長く通いたいのに……」という人もいるかもしれません。

都内など就労移行支援事業所がたくさんある場所なら、見学して相性のよさそうな事業所を選べますが、通える範囲にあまり事業所がないエリアだと、選ぶ余地がないこともあります。事業所や支援員さんとの相性が悪いと、時間をかけたのに期待通りの結果が出ないということもあるでしょう。

選び方のポイント

いざ就労移行支援事業所を検討しはじめると、お住まいの地域によっては通える範囲にたくさんの事業所があるかもしれません。

「よ〜し!やるぞ〜!」と、勢いだけで決めず、比較検討してみましょう。

ここからは、就労移行支援事業所を選ぶ上でポイントとなることを紹介していきます。

通いやすさはとても大事

就労移行支援は、数か月〜2年まで通うこともあるため、「受講したい講座があるか」だけでなく、「無理なく通い続けられるか」もとても重要です。

例えば、アクセスが悪かったり、通勤ラッシュがつらかったりすると、それだけで大きな負担になることも。特にADHDのある人は、移動や環境のストレスで疲れやすいこともあるため、「毎日通うイメージが持てるか」を見学時に確認してみるのがおすすめです。

費用の負担はできる?

経済的な面も要チェックです。交通費や昼食代なども含めて軽く計算してみましょう。もしも負担が大きいと感じた場合、昼食の提供がある事業所を選ぶという手もあります。

自治体によっては、交通費の補助制度を設けている場合もあります。お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。

見学でチェックしたいポイント

ADHDのある人は、「騒がしさ」「人との距離感」「スタッフの話しやすさ」などが通いやすさに大きく影響することもあります。そういうことはホームページだけでは分からない部分なので、実際に見学して雰囲気を確認することが大切です。

見学では、利用者の様子や男女比、支援員の対応、無理のない通所ペースで通えそうかもチェックしてみましょう。また、学べることだけではなく、結果について確認しておくのも大切です。就職率や、どんな仕事に就いている人が多いか、定着支援があるかなど、就労関係のことも聞いてみましょう。

実際に就労移行支援事業所に見学にいってきた体験談はこちら↓

見学の際の服装は?

実際に3件の就労移行支援事業所を見学した他、生活圏内にある2件の事業所に出入りしている人を見た感じでは、私服~オフィスカジュアルの利用者さんが多いようです。

見学するときは、清潔感があり派手過ぎない服装なら私服でも問題ないと思います。

ただし、事業所によっては働く練習の場として、疑似オフィスのようなスタイルをとっているところもあります。見学に行く事業所がそういうタイプの場合は、問い合わせの際に服装について確認しておくと良いと思います。

大手の就労移行支援

大手の就労移行支援事業所は、支援実績や就職サポートのノウハウが豊富なのが特徴です。事業所数が多いため、通いやすい場所に事業所がある可能性も高いです。初めて就労移行支援を利用する場合は、比較の基準作りとして大手事業所の見学から始めてみるとよいでしょう。

📌大手の就労移行支援事業所は、こんな方におすすめです。

  • 初めて就労移行支援を使う人
  • 大手の安心感が欲しい人
  • 幅広く相談したい人

LITALICOワークス

全国150拠点以上に展開している国内最大手の就労移行支援事業所です。準備・実習・就活・継続というステージ制で、個人のペースに合わせて無理なく就職を目指せます。発達障害への支援実績も豊富です。

  • 学べる内容:体調管理/適正把握/企業研究/面接練習など
  • 対象エリア:全国
  • 交通費支給:原則自己負担
  • 昼食:自己負担
  • 定着支援:あり
  • 公式サイトLITALICOワークス

ウェルビー

135か所展開しているウェルビーも大手の就労移行支援として有名。ビジネスマナーや生活リズムの改善など、「働き続ける力」を身につける支援に強みがあります。模擬就労やグループワークもあり、ブランクが長い人や社会復帰に不安がある人にも利用しやすい事業所です。

ココルポート

96事業所を展開するココルポートは、プログラム数が多いことが特徴の就労移行支援事業所です。生活リズム改善からSST、PCスキル、就職活動系など幅広く支援を受けられます。個別支援を重視しており、体調や特性に合わせて就労準備ができます。

実務を意識した就労移行支援事業所

実務を意識した就労移行支援事業所では、実際の職場に近い環境で「働く練習」ができるのが特徴です。模擬オフィスでの作業やグループワーク、企業実習などを通して、仕事の流れやコミュニケーションを実践的に学べます。「久しぶりの仕事で不安」「働く感覚を取り戻したい」という人にも利用しやすく、就職後をイメージしながら準備を進めやすいのがメリットです。

📌実務を意識した就労移行支援事業所は、こんな方におすすめです。

  • 就職を急ぎたい人
  • 実践経験を積みたい人
  • ブランクが長い/就労経験が少ない人

ミラトレ

総合人材サービス大手のパーソルグループの特例子会社「パーソルダイバース」が運営。雇用者側の視点からのアドバイスやオフィス環境をイメージした実践的なトレーニングが特徴です。

  • 学べる内容:体力作り/SST/グループワーク中心の擬似就労/短期実務体験
  • 対象エリア:首都圏と関西エリア
  • 交通費支給:原則自己負担
  • 昼食:自己負担
  • 定着支援:あり
  • 公式サイトミラトレ

チャレンジド・アソウ(CHALLENGED ASO)

福岡を拠点に120以上のグループ会社からなる麻生グループの就労移行支援事業所です。麻生グループのネットワークを活かし、実習先が豊富。どの事業所も最寄駅から徒歩10分圏内で、通いやすい立地にあります。

  • 学べる内容:障害理解/ビジネスマナー/グループ会社での実習/面接対策
  • 対象エリア:関西・九州エリア
  • 交通費支給交通費応援制度あり※条件あり
  • 昼食:無料の昼食提供サービスを実施している事業所あり※お近くの事業所が実施しているかは直接ご確認ください
  • 定着支援:あり
  • 公式サイトCHALLENGED ASO チャレンジド・アソウ

個別支援が手厚い就労移行支援事業所

ADHDのある人は、「集団だと疲れやすい」「人と比べて焦ってしまう」と感じることも少なくありません。個別支援が手厚い就労移行支援事業所では、相談の時間をしっかり取ってくれたり、通所日数や訓練内容を柔軟に調整してくれたりする場合が多く、一人ひとりの特性や体調に合わせて、無理のないペースで支援を受けられるのが特徴です。

📌個別支援が手厚い就労移行支援事業所は、こんな方におすすめです。

  • 安心して通える場所を探したい人
  • 少しずつ慣れたい人
  • 感覚過敏が強い人

manaby

在宅と通所が併用できて通うことに不安がある人にも利用しやすい、ITスキル習得に重点を置いた就労移行支援です。自分のペースでスキルを身につけやすい環境があります。就職した人のうち、在宅就労者の割合が高めという特徴があります。

  • 学べる内容:事務、デザイン、プログラミングなどのPCスキル/自己理解・障がい理解
  • 対象エリア:首都圏を中心に広く展開
  • 交通費支給:原則自己負担
  • 昼食:自己負担
  • 定着支援:あり
  • 公式サイトmanaby

SAKURA

生活リズムの改善や自己理解、コミュニケーション支援など、働く基礎から丁寧にサポートしてくれます。少人数制や個別支援を重視しているため、大人数の環境が苦手な人にも合いやすいでしょう。

  • 学べる内容:生活(緊張ほぐしなど)/就活準備(働く心構えなど)/ビジネスマナー/企業インターン
  • 対象エリア:東北から九州に16拠点を展開
  • 交通費支給:HPに記載なし
  • 昼食:HPに記載なし
  • 定着支援:あり
  • 公式サイトSAKURA

発達障害に強い就労移行支援事業所

発達障害特化型の就労移行支援事業所では、ADHDやASDなどの特性理解に力を入れた支援を受けられるのが特徴です。「ケアレスミスが多い」「予定管理が苦手」「人間関係で疲れやすい」など、発達障害ならではの悩みに寄り添いながら、対策を一緒に考えてくれます。

📌発達障害特化型の就労移行支援事業所は、こんな方におすすめです。

  • 特性理解を深めたい人
  • 特性に合う仕事が分からない人
  • 自分の特性に合う訓練を受けたい人

Kaien

50人以上発達障害者を支援した経験のあるスタッフが63%を占めており、「強みを仕事に活かす」ための自己理解プログラムが充実しています。実践的な職業訓練が受けられ、IT系や事務系スキルの学習にも対応しています。

  • 学べる内容:生活訓練/スキル向上/職業訓練
  • 対象エリア:首都圏・関西を中心に25拠点を展開
  • 交通費支給:原則自己負担
  • 昼食無料のランチ提供あり 
  • 定着支援:あり
  • 公式サイトKaien

ディーキャリア

発達障害に特化した就労移行支援。「困りごとの対処法」を学べ、特性理解やセルフケアに力を入れており、3つのステップに分かれたコースで就労を目指せます。

  • 学べる内容:ライフスキル(自己理解や自己対処など)/ワークスキル(自身の取説の作成・実務力向上など)/リクルート(得意と特性を活かせる求人の選定など)
  • 対象エリア:全国に105拠点
  • 交通費支給:オフィス(拠点)によっては支給がある※上限がある場合も。直接ご確認ください。
  • 昼食:複数のオフィス(拠点)でお弁当の提供を行っているという情報あり※お近くの事業所が実施しているかは直接ご確認ください
  • 定着支援:あり
  • 公式サイトディーキャリア

atGPジョブトレ

発達障害、うつ症状、統合失調症など、障害別コースが用意されている事業所です。自分の困りごとに合った支援を受けやすく、特性の理解やスキル習得、トレーニングをバランスよく進められます。

  • 学べる内容:障害理解・対処スキル/ビジネススキル/実践トレーニング
  • 対象エリア:首都圏、東海・関西に複数拠点あり※拠点ごとに支援対象となる障害が異なります
  • 交通費支給:原則自己負担
  • 昼食:自己負担
  • 公式サイトatGPジョブトレ

IT関係に強い就労移行支援事業所

ADHDの人の中には、「興味のある分野には並外れた集中力を発揮できる」という特性を持つ人も多くいます。IT分野と相性が良ければ、専門職に就けるケースもあります。IT分野は在宅ワークに対応している場合もあり、感覚過敏などで通勤負担を減らしながら働きたい人にも向いています。

📌IT関係に強い就労移行支援事業所は、こんな方におすすめです。

  • 手に職をつけたい人
  • 在宅ワークを目指したい人
  • パソコンに苦手意識がなく集中力がある人

就労移行ITスクール

ITスキル特化型の就労移行支援です。プログラミングや動画編集、Webデザインなどを学べます。EXITが広告に出演していることでも知られており、若い世代やIT業界に興味がある人から注目されています。

  • 学べる内容:デザイン/動画編集/プログラミング/eスポーツ
  • 対象エリア:全国規模で展開
  • 交通費支給:HPに記載なし
  • 昼食:HPに記載なし
  • 定着支援:あり
  • 公式サイト就労移行ITスクール

Neuro Dive

AIやデータ分析など、先端ITスキルの学習に特化した就労移行支援です。発達障害の特性を活かしながら専門スキルを伸ばせる環境でDX人材を目指せます。

  • 学べる内容:AIを使ったデータ分析・業務効率化/ビジネス課題解決のための思考・コミュニケーション
  • 対象エリア:東京、神奈川、大阪、福岡
  • 交通費支給:原則自己負担
  • 昼食:自己負担
  • 定着支援:あり
  • 公式サイトNeuro Dive

SAKURA TechBloom

プログラミングやWeb制作など、ITスキルの学習に力を入れている事業所です。初心者向けのカリキュラムもあり、「IT系の仕事に興味はあるけど未経験」という人でも挑戦しやすいでしょう。エンジニア教育で知られるTechTrainと連携しており、実践的な技術の習得が目指せます。

  • 学べる内容:Webデザイン/動画編集/Web制作
  • 対象エリア:長野、東京
  • 交通費支給:HPに記載なし
  • 昼食:HPに記載なし
  • 定着支援:あり
  • 公式サイトSAKURA TechBloom

CRAワークサポートセンター

初心者〜経験者まで対応しているIT・Web系スキルに特化した就労移行支援です。デジタルハリウッドやハロー!パソコン教室と業務提携しています。提携先企業の外部実習もあり実践的なスキルを身につけながら就職を目指したい人に向いています。

  • 学べる内容:オフィス系PCスキル/プログラミング/デザイン
  • 対象エリア:京都、滋賀
  • 交通費支給:HPに記載なし
  • 昼食:HPに記載なし
  • 定着支援:あり
  • 公式サイトCRAワークサポートセンター

まとめ

冒頭でお伝えしたように、私は短期的な離職が多かったため、学生時代の短期バイトも含めるとかなり多くの企業で働いた経験があります。中小企業や病院・工場の事務、大手百貨店や衣料品店の販売員、コールセンターなどなど……。なかには仕事の教え方や進め方などが分かりにくかったり、超絶感じが悪い人がいる職場もありました。

なので今の職場に入社するときも、そういう職場だったらどうしようという不安感があったのですが、皆さん感じがいいし、仕事の教え方や進め方も分かりやすくて驚きました。で、なんんでだろうって考えたときに「就労移行支援の影響もあるのでは?」という結論に至ったわけです。

就労移行支援でコミュニケーションの取り方や自己理解などをきちんと学んでいて、しかも客観的なアドバイスも受けてきたからじゃないかと。

それで、自分自身の過去を振り返ってみて、感覚過敏で不快感がある時の伝え方とか、特性で定型発達の人と歩調が合わないときの対処法とか、そういうところが上手くいってなくて我儘とか気難しいって思われていたんじゃないかな、と腑に落ちたわけです。(50近くになってようやく……)

就労移行支援を知ったときには、悩んで落ち込んでいた若い時に、こういう制度があったら利用したかったなぁと思いました。

ADHDでも社会の一員として働く方法が学べる就労移行支援の情報が、かつての私のように就労について悩んでいるADHDの仲間に届きますように。そして、気持ちが軽くなる一助になれば幸いです。

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